面接
新卒採用での面接の回数は、3~5回程度が多いです。面接の形態は、大きく分けるとグループ面接(学生複数名での面接)、個人面接(学生1名 対 面接官1~複数名)の2つです。1次面接ではグループ面接やグループワークを行うグループディスカッションの実施が多く、最終面接に近づくにつれて個人面接となるケースが多くなってきます。
- グループディスカッションは、4~8人程度でグループを作り、出されたお題に対してグループ内で議論を重ねるものです。時間制限は15分~40分ほどのものが多く、最後に結論をグループごとに発表することもあります。ここで企業側が見るポイントは、「チームワークができるか」「物事に主体的に取り組めるか」です。そのため、グループディスカッションで大事なことは…
- 1.最初に時間配分を行う
…○分までに意見をまとめる等、最初に時間配分をする - 2.役割分担する
…リーダーだけでなく、書記やタイムキーパーなど役割を分担する - 3.一人一人の意見を聞く…相手の意見を否定しない
- 4.チームの意識を持つ…グループメンバーは敵ではなく、仲間
- 5.発言する
…まったく発言しないはNG”グループで結論を導く”ことが大事ですので、メンバーと協力して取り組むことを意識しましょう。
- 1.最初に時間配分を行う
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面接の前には、提出したエントリーシートや履歴書の内容を読み返し、面接でよく聞かれる「大学時代に頑張ったこと」や「自己PR」、「志望動機」などの内容を口頭で分かりやすく伝えられるように練習をしておきましょう。
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面接時間の10分前には受付を済ませて、時間の余裕を持つようにしましょう。また、待合室から選考は始まっていると考え、他の学生との会話や携帯電話のチェックなどは控えましょう。
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面接会場に入室するよう呼ばれたら、ドアをノックして「失礼します」と言って入出し、担当者の方に促されてたから着席するようにしましょう。また、退出の際には、ドアを開けて外へ出る前に「失礼いたしました」と言って退出するようにしましょう。
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面接では、なるべく面接官との会話を意識して臨みましょう。注意すべきポイントは、1.相手の目を見て話す、2.いつもより大きな声ではっきりと伝える、3.結論から話すようにする、4.質問と回答がずれないように気をつける、5.棒読みにならないようにする、です。どうしても緊張してしまう方は、面接前の練習が大事です。事前に、「友達や大学の人にお願いして面接の練習をする」「話す姿を鏡に映して練習する」等、面接で話す状況に慣れておくと、次第に自信を持つことができて緊張しなくなってきます。
就職活動のセミナーで、面接の疑似体験を何度かしたことはあります。でも、面接をしていくとだんだん場の雰囲気に慣れるようになってきました。また、面接で大学時代に頑張ったことや志望動機・将来の目標などを話した後、うまくできなかった点をノートに整理しておくといいですよ。これをすることで、伝えたいことがより明確になり、面接を受ける度に良くなっている実感が持てます。(工学部/男性)
説明会や面接は、日程が重なりがちです。スケジュールはしっかり管理するのが良いと思います。スマートフォンなどのスケジュール機能もありますが、電話をしながら確認できるので、私は紙の手帳を使っていました。また、面接で訪問する際には、あまり行ったことがない場所に行くことも多いので、やはり早目の移動が重要です。「たぶん大丈夫…」と思わずに場所を予めしっかり調べて、時間に余裕を持って落ち着いて面接に臨むことが大切だと思います。(商学部/女性)