履歴書・エントリーシート
多くの企業では、エントリー後にエントリーシート(ES)や履歴書の提出を求め、書類選考へと進みます。内容としては、名前や学歴、連絡先などの基本情報と大学の専攻や学生時代に頑張ったこと、自己PRや強み・弱み、志望動機、これまでの挫折や失敗経験、将来やりたいことなどを問われるケースが多いようです。
- 大学が企業を招いて、大学内で会社説明会を実施する場合、事前の告知でどんな企業が参加するかを知ることができます。説明会までに会社や仕事のこと、知りたい内容や質問しておきたいことを考え、準備しておきましょう。
- 一度文章を書いてみてから、以下のポイントが抑えられているか確認してみましょう。
- ◎結論が先に書かれていているか?
質問と回答はずれていないか? - ◎具体的なエピソードとして、書かれているか?
- ◎「頑張った」「積極的に」などの抽象的な表現ではなく、具体的な行動で伝えられているか?
- ◎エピソードを伝える際には、
5W1Hが盛り込まれているか?
Who(誰が) What(何を) When(いつ)
Where(どこで) Why(なぜ) How(どうやって)
例:私は(who)大学3年生の春(when)、文化祭での演劇を成功させるため(Why)、学校の教室(Where)で練習(What)を土日も続けました(how)。
☆自分が書いた文章が第三者の立場から見て分かりやすいか、親や友人、 先輩にアドバイスをもらうことも有効です。 - ◎結論が先に書かれていているか?
- 志望動機は、「その企業に入りたい/興味がある理由」を伝えるものです。企業HPや説明会等の情報から、自分がどうしてその企業に入りたいのかの理由を考え、興味を持った点や共感した部分を内容に盛り込みましょう。
エントリーシートの書き方などの本もたくさんありますが、私はあまり読みませんでした。他の人の書いたものを見るとどうしても影響されて、真似してしまうと思ったからです。その代わり、書いたエントリーシートをOB訪問した際に持って行って、社会人の先輩に内容や文章の書き方のアドバイスをもらいました。指摘された点を書き直したり、何度か精度を上げたりして、満足のいくエントリーシートに仕上げることができました。(総合情報学部/男性)
大学のキャリアセンターの就職活動セミナーで、エントリーシートの書き方について話を聞きました。その後は、自分で書いたものを家族や友人に見てもらって、修正をしていきました。志望動機などは、説明会で聞いた内容やHPなどに掲載されている情報で自分が興味を持ったこと、なぜそれに興味があるのかを書いたので、面接でもしっかりと伝えることが出来ました。(工学部/女性)