Iターン就職体験記③
2010年卒 出身地:東京都 勤務先:長野県 専攻:商学部 アルバイト経験: レストランのホールスタッフ
もともと公務員志望だったので、大学3年生の秋くらいから複数の公務員試験対策の勉強をしていました。 民間企業のいわゆる普通の就職活動はしていませんが、出身地の東京はもちろん、受けられる地方公共団体の試験にはチャレンジしました。 結果的に長野県の地方公共団体に就職することになりましたが、公務員になって社会に貢献したいと考えていたので、地元を離れることには特に抵抗はなかったですね。 長野県には就職活動前から何度も行ったことがありましたし、東京の実家に帰るのも2時間くらいで移動できますので、Iターン就職だということはあまり意識していませんでした。
現在は観光振興に関わる仕事を担当しています。日本国内はもちろん海外の方にも長野県に来ていただいて、長野にある自然や食べ物などの魅力を体験してもらうためのPRをしています。旅行会社や広告会社、修学旅行のニーズがある教育機関の関係者の方をお招きする企画を作る他、こちらから出張して、長野県の魅力をお伝えすることもあります。長野県が大好きなので、たくさんの人にアピールすることができるのは嬉しいことですよね。 他の地域も様々なPRをしていますが、差別化をしっかりして、より多くの人に長野県に来ていただきたいと思っています。将来的には、社会福祉に関わる仕事をしてみたいと思っていますが、地域の発展に貢献できるようになりたいです。
公務員を選んだ理由の一つが、出産・育児をサポートする制度が充実していて、女性が働きやすい環境だと感じたからです。仕事はずっと続けていきたいと考えていますが、先輩の多くは複数お子さんを育てながら、仕事と主婦業を両立している人がたくさんいるのであまり不安は感じていませんね。将来的にもずっと長野県で生活をしていくことになるとは思いますが、自然が豊かで子育てもしやすい環境だと思います。 休暇で東京に遊びに行くことがよくあるのですが、すっかり今では、長野に戻ってくるとほっとするようになりました。それだけ馴染んでいるんだなって思います。