U・Iターン就職関連データ

U・Iターン就職 関連データ

Uターン就職者数の推移

国立社会保障・人口問題研究所から発表された「2011年社会保障・人口問題基本調査第7回人口移動調査」によると、Uターン者(出生県から県外に移動した県外移動者のうち、再び出生県に戻った人)の総数全体に対する割合は、2006年の調査の12.7%から13.3%と微増しています。

推移図

詳細を見ていくと、男性のUターン者数の割合は女性の割合よりも高い傾向にありますが、06年と11年の調査を比較すると、男性では14.1%から14.6%、女性は11.3%から12.1%と、女性の方が増加幅が大きいため、男女の差が縮まっています。

全国推移図

また、出生地ブロック別のUターン者の割合は、大都市圏(東京圏、中京圏、大阪圏)で低く、地方圏では高い傾向にあるようです。例外として、北海道、東北ブロックで低くなっていますが、これは、東北ブロックは東日本大震災の影響で岩手・宮城・福島の3県を除いた影響が出ています。

Uターン就職歓迎の企業増

数年前まで地方の人材流出が問題視され、各地方自治体も自らが主導する形でUターン就職説明会や積極的な受け入れ体制を整えてきました。2009年にリーマンショックが起きてからは、地元の大学への進学が増える傾向となり、それは折しも、地元を一旦離れた学生たちが、再度地元に目を向けるきっかけとなったとも言えます。また、企業側も「地元以外の地域でのネットワークをもっている学生を採用したい」「親元を離れて自立した経験に対して評価したい」という意向が出てきたようです。企業の採用意向と個人の志向が変化し、それがマッチングした結果ではありますが、日本国内における地方圏の存在意義が見直されている。そう捉えるのは自然な流れだと言えるでしょう。

Uターン就職増の理由

Uターン就職を希望する理由としては、自分が生まれ育った地域をより豊かにして、地域で暮らす人々の幸せに貢献したいという「地元への愛」が理由として挙げられることが多いようです。自分を育ててくれた地域に恩返しとして貢献していきたいと考える人も増えてきています。実際に、Uターン就職をした人に具体的な理由を聞いてみたところ、「地域に貢献したい」、「家族や幼少期を共に過ごした友人をはじめ、コミュニティで深い人間関係を大切にしたい」、「通勤ラッシュや渋滞に巻き込まれることなく豊かな住環境で生活をしたい」といった点が挙げられました。これらは、人生で大切にしたい価値観に基づいた選択の結果と言えますが、安定や安心を求めるだけでなく、より豊かな生活の実現を、Uターン就職を通じて実現したいと考える人も増えています。

Iターン就職は増えている

従来はIターンというと、都市部の企業に勤務した40代以降の人が一定期間農業などの地方の自然・環境資産を活かした仕事に就くことや、都市部出身の定年退職をした人が、好きな田舎で老後の生活を送るというイメージが強くありました。 最近では、地方公共団体が主体となってIターン就職や移住者を歓迎する取り組みを積極的に行っていることもあり、若い世代でもIターンの暮らしを好ましいと考える人が増えているようです。 実際にIターン就職をした人に対し、具体的な理由を聞いてみると、「地域に貢献したい」、「自然の豊かな地域で生活をしたい」、「通勤ラッシュや渋滞に巻き込まれることなく豊かな住環境で生活をしたい」…という点が挙げられました。これらは、人生で大切にしたい価値観に基づいた選択の結果と言えます。またそれは、安定や安心を求めるだけでなく、より豊かな生活をIターン就職で実現したいと考える人が増えている証拠なのではないでしょうか。

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