株式会社ほっとこうち

若い女性が多く働く出版社です。会社の顔である雑誌名の名前であり、その会社名でもある「ほっとこうち」のかわいいロゴがプリントしてある車がオフィスの前にたくさんとまっているのが印象的でした。 「高知が大好きで県民の人も知らない高知の魅力をもっと広めたい！」という気持ちと「県民みんなと魅力たっぷりのお店をつなげたい！」という想いで雑誌作りをされています。

ほっとこうちでは、およそ90%の情報が高知県の情報です。県民の声、店舗の声、会社の声をできるだけ発信し、ほっとこうちが繋ぎ役をしたいという思いで雑誌を創られています。

高知県出身者が多く、Uターンを利用して就職している人が多くいました。そのため、Uターンを考えている人にも安心です。地元を離れた期間があるから人間関係について不安や心配があるという人もいるかもしれません。ですが、ほっとこうちの方や高知県の人は親しみやすく、あっという間に打ち解けることができるような環境です。

また、出版業者ということから他業種の方からお話を聞けるということが特徴であり強みです。本を出版するためだけの取材ではなく、人間的な面でも身になる取材を多くできることが、魅力となっています。中小企業だからこそ、早い段階からレベルの高い仕事が出来るというところも強みでしょう。

まだ発掘されていない高知県の宝を見つけ、発信していくことが、ほっとこうちが取り組む「高知県をより元気にできること」です。まだ知らない高知県の良さを県民に発信し、高知県の産物に自信を持ってもらうお手伝いをしたいと考えられています。

また、そのためには高知県の方々との交流も忘れてはいけません。地元に根付いた企業であり続けることが、ほっとこうちをもっと楽しく、面白くすることができる手がかりとなることでしょう。また、UIターンも積極的に受け入れたいと考えています。外から見た高知の良さや、多角的視点、視野を持った人と、新しい仕事をしていきたいと考えています。

「雑誌企画やイベントの企画等、クリエイティブな仕事をしたい」と考えている人に関わらず、地域活性化に興味がある人にもおすすめしたい企業だと思いました。地域活性化というと堅苦しいイメージで、行政やNPOを想像しがちだと思うのですが、今回のインタビューでは自分も楽しみながら地域活性化をしているのだな、と感じました。それは、雑誌作りは大変なこともあるけれど、ワクワクしながらできる仕事だからです。

取材を通してたくさんの人と関わり、高知県をどうしたら魅力的に伝えられるか、これを考えるのが好きな人にはぴったりな企業だと思いました。