株式会社三福ホールディングス

「来たれ、経営者の卵！」

三福ホールディングスの最大のウリは、「一人一人が経営者に育つ」チャンスが多いことにあります。変化の激しい社会のなかを生き抜くためには、長期的に活かすことができるノウハウやスキルが欠かせません。一点突破のノウハウでは、立て直しがきかないのです。グループ各社の安定経営・収益向上のサポート及び新規事業の創出における実践を通して、「経営力」を身に着けられる数少ない企業であることこそ、三福の魅力だと思います。

三福は、経営者を育成することで会社と顧客の双方が幸福になると考えています。三福で培った経営力に、その人の個性と社会のニーズが合わさることで、一人の経営者が誕生します。他の７グループ会社の社風も、そこの社長の個性によって異なり、実に多様です。今後も他の事業へ参入予定であるため、活躍の場はさらに広まっていくと言えます。

「経営者こそ、愛媛で」

三福がリーダー育成を掲げることができるのは、社内制度だけではなく、愛媛そのものにもあります。愛媛県松山市は人口約51万人であり、東京や大阪には人口で劣るものの、全国的に見ると比較的上位に位置しており、「規模」と「地域のつながり」を両立していると言えます。

これは企業においても同じことが言え、都心部の企業に比べ、トップと従業員の距離が近いという特徴があります。三福の経営者育成は、愛媛の環境によっても支えられているのです。都心部よりも愛媛で働く方が、経営者を目指す近道かもしれません。三福のように実践を通じて経営力を学ぶ場がある愛媛だからこそ、経営者育成の場としてふさわしいのではないでしょうか。

「主体性という翼」

私が三福を取材して印象に残った点は、主体性を大切にしているところです。経営者はまさに主体性がなければ務まりません。三福はただ経営者を育てようとするのではなく、正確には「経営者のなり方、やり方」といったものを教えているのだと思いました。従業員にメンターをつけて不安解消のサポートや指導も行っていますが、教わることからいつかは「卒業」して欲しいとおっしゃっていました。つまり、その主体性が、現代で長期的に活かすことができるノウハウの本質であるといえます。

UIターンの主体性によって、地元の人が気づかないような地域の魅力が発見され、愛媛の活性化にも繋がるのだと思います。経営者にとって重要な要素の一つが主体性であり、これが地域活性化のカギなのではないでしょうか。将来経営者を目指す人にとって、愛媛が活躍の場の一つになって欲しいと思います。