福田刃物工業株式会社鉄鋼・金属・鉱業 岐阜県
岐阜県関市小屋名353
工業用機械刃物の製造
企業の強み
中小企業である以上、他社と違うことを行うことで差別化を図ることに力を入れています。例えば、「ホウ・レン・ソウ」をしないことで、それぞれが自分で考え責任をもった行動ができるようにしています。社員に「自由」という働き方を進めており、社員が主体的に事業に関わることで、会社の成長につなげています。また、テレビ番組をきっかけに新しいチームを立ち上げ、これまでにない発想で刃物を作りたいと意気込んでいます。
目指す企業の姿
経営理念
創業時から持っている「チャレンジ精神」をいつも忘れずに、今も刃物の製造を続けています。過去から多くを学び、変化を受け入れ、未来に積極的に挑戦し続ける。そのような会社の姿勢が長年受け継がれているからこそ、創業100年以上経った現在でも、成長を続けていて、存続しているのだと実感しました。
経営戦略
福田社長は、社長自身がすべての仕事をやるのではなく、社員の自由を尊重するということをとても大事にしています。それにより、社員のやる気が向上し、成功をしている会社です。また、社員に営業ノルマや目標は課しません。また、受注生産で作っているので、お客のこだわりにも細かに合わせた製品を作ることが可能です。
将来ビジョン
現在、テレビ番組に取り上げられたことをきっかけに、常識を覆すような、今までにない刃物をつくるチーム、「超絶刃物パワーチーム」を立ち上げたそうです。新しいアイディアでもって刃物をつくり、さらに発展を目指していくそうです。また、福田社長は「国産」の刃物づくりにもこだわっています。これからも、岐阜で、自由な姿勢を大事にし、自然体で勝負していくのだと思います。
企業情報
事業内容 | 工業用機械刃物の製造 |
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所在地 | 〒501-3941 岐阜県関市小屋名353 |
所在地2 | 東京都豊島区巣鴨3-26-9/福岡県粕屋郡宇美町貴船4-11-23 |
資本金 | 3,000万円 |
従業員数 | 74名 |
設立 | 1896年 |
売上高 | 120,000万円 |
初任給 | [大卒]基本給(月給)215,000円 [短大卒]基本給(月給)180,000円 [高卒]基本給(月給)165,000円 |
休日・休暇 | 121日 [その他休暇]その他、6日間は仕事ではなく改善活動を行う |
社長(または経営陣)からひとこと
福田刃物工業の社員は、こんな人間になりなさいと押し付けるのではなく、一人ひとりのありのままを受け入れることを大事にしています。命令ではなく、権限委譲し任せてみる。最初は失敗の連続かもしれないが、それが学びとなり、そのうち自分で考えるようになります。ですから、社員全員が経営理念や経営指針は社長の寝言で十分だと思っています。では社長の仕事は何か。それは「いかに社員を感動させるか」に尽きるのではないかと考えます。