福岡運輸株式会社運輸・物流・倉庫 福岡県

日本初の冷凍トラックを開発したパイオニア企業であり、「冷凍・冷蔵輸送」サービスをリードしています。幹線輸送から小口配送までを一括する「サードパーティロジスティクス」システムを採用し、ジャスト・イン・タイムの輸送、コストの大幅な低減化を実現しています。また、移動式の中仕切で温度帯ごとに区分した小型車を全国に配備し、多品種少量の輸送を可能にして顧客の多様なニーズに対応しています。

「社会の役に立つ」を経営理念としています。それは今から半世紀以上前の1957年に、創業者が挑んだ冷凍冷蔵輸送に端を発しています。当時この輸送方法を実現することは非常に困難でしたが、創業者は「社会の役に立つことを率先してやろう。そうすればお金は付いてくる」という信念のもと、英断しました。その精神が社員に誇りとともに息づいています。

顧客のニーズにきめ細かく対応し、他社との差別化を図っています。チルド品や冷凍冷蔵品の保管・輸送設備を拡充することにより、品質を保ったまま全国規模での小口配送を可能にしました。また物流のコンサルティング会社として、「①顧客ニーズのヒアリング②多角的なデータ分析③顧客が抱える課題の明確化④課題解決のための最適なプランの提案」というステップを踏んで、効率的な輸送を実現しています。

定温物流業界において、売上げ・サービス共に日本一の会社を目指しています。そのために「リードタイム短縮」「安全・確実な配送の徹底」「全国輸配送網の拡充」を進め顧客志望の経営を実現して、シェアを高めていきます。また創業時のように新たな事業を成し遂げることにより社会に貢献し、「生まれてきて働いた甲斐があった」との思いを社員と分かち合うために、海外進出を一つの挑戦としてとらえています。

業務の大半をしめる食品輸送業務は、「着くべき荷物が着くべき時間について当たり前」「時間通りに届かなければ荷主の商売に支障をきたす」という特色があり、常に百点満点が求められる失敗が許されない仕事です。そのため社員には仕事に対して、一つひとつしっかりとやっていく心構えが必要です。日々の業務に責任をもち、誠実に取り組んでいただける方とともに業務を全うし、社会に貢献していきたいと考えています。（福岡支社の平山真也支店長）