植村牧場株式会社その他 奈良県
奈良県奈良市般若寺町168
酪農
企業の強み
現在は約30頭の牛を飼育し、手作業で1本1本真心をこめて牛乳を製品化している。その強みは、まず牛が健康であること。太陽の下で運動をさせ、一頭ずつ顔を見ながら搾っているため、良い乳がとれる。それを75℃・15分間低温殺菌し、風味を失わないよう清潔な瓶に詰めている。牧場内以外では小売せず、県内一円の一般家庭やホテル、レストランなどに宅配するスタイルも特徴だ。
目指す企業の姿
経営理念
植村牧場はCMなどの広告は一切行っていない。他店に卸したり、他の場所に出店したりすることもない。「お客様を大事にし、小さくても輝いていたい」という思いで、機械化もせずに同じやり方を貫いてきた。
経営戦略
「続けることが大事。でも単に続けているだけでは忘れ去られる時代なので、何年かに一度は話題になるようなことをしてアピールしています」という。
将来ビジョン
搾り立ての牛乳を使った、ソフトクリームを開発したのがその一つ。それ以来、アイスもなか、牛クッキーやマドレーヌなど新商品を発売したり、敷地内にレストラン「いちづ」をオープンしたりとアピールを続けている。
企業情報
事業内容 | 酪農 |
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所在地 | 〒630-8102 奈良県奈良市般若寺町168 |
資本金 | 1,000万円 |
従業員数 | 28名 |
設立 | 1883年 |
売上高 | 5,000万円 |
初任給 | [大卒]基本給150,000円 |
保険 | 雇用保険、健康保険、労災保険、厚生年金 |
福利厚生 | 各種社会保険完備 |
休日・休暇 | 個人による |
ウェブサイト | http://www.uemura-bokujyo.co.jp/ |
社長(または経営陣)からひとこと
牧場の仕事は朝が早く、牛の世話をするので汚い作業もあり、確かに大変な仕事です。けれど、どんな仕事でも「汗を流して一生懸命働く」ということは基本なのではないでしょうか。そのためには、仕事をする時は集中して一生懸命やり、遊ぶ時はしっかり遊ぶ、といったメリハリや切り替えが大事だと思います。
先輩社員からひとこと
知的障がいを持っている人には、できるだけわかりやすく、子供に言うように噛み砕いて話をするよう心がけています。嬉しいのは、私が作ったご飯を「美味しい」と食べてくれること。みんな優しくて、私が病気をすると「大丈夫?」と、ずっと気にかけて声をかけてくれます。そういう時は、みんなと働けてよかったと思いますね。植村牧場は、みんな明るくて家族のように接してくれるあたたかい空間です。