株式会社千代田精機機械・プラント 兵庫県
兵庫県神戸市長田区東尻池町7-9-21
工業用ガス機器メーカー。ガスの溶接・切断機器をはじめ、医療用酸素吸入器や、炭酸飲料をつくる炭酸ガス気化器などを手掛ける。
企業の強み
「大企業にはない技を持っている点」です。ここにいう「技」とは、技術力を指すのではなく、「ひとつひとつの仕事を丁寧に心をこめてやる」ことです。大企業が手がけない面倒な仕事や利益が少ない仕事でも引き受けた結果が今につながっています。
目指す企業の姿
経営理念
「信頼」を大切にしています。「顧客や社員との信頼を大事にして、信頼される商品をつくる」。阪神大震災では、本社が全壊し、本社内に保管していた客の用途に応じてオーダーメードしている製品の図面が燃えてしまって困りました。そこで、お客さんに無理を言って図面を見せてもらうなど、10年かかって『復元』に努めました。それらを通じて、取引先との信頼関係の大切さを再認識しました。
経営戦略
ガス溶接・切断機器は、鉄をガスで溶接したり、切断したりするもので、重厚長大産業には欠かせません。また最近はガスの用途がぐっと広がりました。医療分野では腹腔(ふくくう)鏡手術の際に二酸化炭素を体内に送っておなかを膨らませ、カメラで見やすいようにしています。その際、二酸化炭素ボンベにつなげるレギュレーター(圧力調整器)も作っています。また、液体窒素などの供給に必要な真空断熱配管も開発しています。
将来ビジョン
市場が海外に移ってきており、海外志向が強まる傾向にあります。主要な市場はインドネシアやベトナムです。また、アジアにとどまらず、アラブ首長国連邦やエジプトまで幅広く輸出しています。現在の輸出比率は売上高の8~10%ですが、今後、増加するとみています。
企業情報
事業内容 | 工業用ガス機器メーカー。ガスの溶接・切断機器をはじめ、医療用酸素吸入器や、炭酸飲料をつくる炭酸ガス気化器などを手掛ける。 |
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所在地 | 〒653-0022 兵庫県神戸市長田区東尻池町7-9-21 |
資本金 | 7,128万円 |
従業員数 | 192名 |
設立 | 1946年1月 |
売上高 | 347,200万円 |
初任給 | [大卒]基本給(月給)195,000円 [大卒]諸手当(月給)‐ [高卒]基本給(月給)152,000円 [高卒]諸手当(月給)‐ |
保険 | 雇用保険,健康保険,労災保険,厚生年金 |
福利厚生 | 退職金、企業年金、育児・介護休業制度、借上住宅制度 |
休日・休暇 | 年間休日117日、有給休暇10日、半日有給制度、夏季・年末年始・慶弔休暇 |
社長(または経営陣)からひとこと
求める人物像は、派手さは求めません。こつこつと着実に仕事を積み上げていくような人に来てもらいたいですね。東南アジアでの営業強化を検討していて、日本への留学生にも期待しています。
先輩社員からひとこと
前の会社を退職して職業訓練学校に通っていたときに、実習したのが縁で入社した。職場は和気あいあいとした雰囲気で、仕事もていねいに教えてもらい印象がよかった。
主に新しい製品の開発や現在の製品の改良を担当している。試行錯誤をやらせてもらえ、自由に研究できる。
もともと大学で機械を専攻しながら最初は事務職に就いたが、やはり機械設計がしたいと思い転職した。若い人には、本当にやりたい仕事をしてほしい。