株式会社井戸商店化学・食品・化粧品・医薬品 岩手県
岩手県釜石市大平町4-1-26
冷凍イカのカット加工品(業務用)を製造。原料調達から販売まで一貫して行い、全国の学校給食にも供給
企業の強み
●冷凍加工品の中でもイカのカット加工品に特化。高い専門性が「イカのことなら井戸商店」と言われる認知度に。
●トヨタ生産方式の思想を取り入れることで、作業を効率化しコストを削減。工場はもちろん社内全体で採用。
●震災後、会社の若返りを図っており20代の社員が多い。次世代のリーダー育成にも力を入れている。
目指す企業の姿
経営理念
冷凍イカのカット加工品製造において原料調達から販売まで行い、高い専門性を持つ株式会社井戸商店。“おいしく安全な良品をつくり届けること”を使命と考え、保存料はほとんど使用せず、安定的な供給を目指しています。お客様のために、そして地域貢献を実現するために、大切にしているのは従業員。経営理念として掲げたのは、「全従業員の物心両面の幸福の追求」です。それを実現するために、従業員との意見交換も大切にしています。
経営戦略
当社では40年以上にわたり全国へ冷凍イカのカット加工品を供給。品質の高さは業界でも大きな信頼を得ており、「イカのことなら井戸商店」とも言われています。オリジナル素材の開発にも取り組み、熱を加えると形が変わる素材や、イカに県産豚の豚脂を加えたソーセージも販売しています。2006年よりトヨタ生産方式の思想を導入。生産ラインの効率化にとどまらず、事務作業をはじめ社内全体のコストや無駄の削除につなげています。
将来ビジョン
震災以降、新卒を積極的に採用してきました。従業員の若返りを図るとともに、リーダー育成にも力を入れ、新たな体制づくりに取り組んでいます。また、2012年に完成した新工場には、「釜石いかウィンナー」を製造するための機械を設置。自社の生産ラインで手がけることが可能になり、さらなる新メニュー開発の期待も膨らみます。生産力の向上は従業員の幸せに、ひいては地域の幸せにつながる。そう信じて前進し続けています。
企業情報
事業内容 | 冷凍イカのカット加工品(業務用)を製造。原料調達から販売まで一貫して行い、全国の学校給食にも供給 |
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所在地 | 〒026-0002 岩手県釜石市大平町4-1-26 |
資本金 | 3,200万円 |
従業員数 | 31名 |
設立 | 1968年7月 |
売上高 | 40,000万円 |
初任給 | [大卒]基本給(月給)175,000円 [短大卒]基本給(月給)160,000円 [専門学校卒]基本給(月給)150,000円 [高卒]基本給(月給)145,000円 |
保険 | 雇用保険,健康保険,労災保険,厚生年金 |
福利厚生 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険 |
休日・休暇 | 年間約105日 |
社長(または経営陣)からひとこと
当社は仕事について“いかに楽しめるか”が大切だと考えています。嫌々働いていたのでは覚えが悪く、ミスも増えてしまいます。従業員によく言うのは、「素直」(とりあえずやってみる)「熱意」(好奇心・向上心をもっている)「素頭」(創造的な考え方)この3つを実践していれば、自然と仕事が楽しくなると思います。何事にも思い切って挑戦してみてください。
(代表取締役 大橋武一)
先輩社員からひとこと
学生時代の専攻は文系で、水産加工業についての知識もほとんどありませんでしたが、「復興のお手伝いが少しでもできるかもしれない」との思いから、被災地である釜石市の当社を志望しました。社内は家族的な雰囲気で働きやすく、思い切って飛び込んで良かったと思っています。就職活動の際には業種を絞らず、いろいろな会社のお話を聞いてみることをおすすめします。その過程で新たな発見があるかもしれません。
(営業部 森山知加子)