株式会社ホテル佐勘ホテル・旅行・レジャー・冠婚葬祭 宮城県

秋保に大型旅館1店舗、松島に小規模旅館1店舗と、それぞれ違った特長を持っている旅館を経営しており、お客様のニーズに合わせサービスを提供しています。創業より現在まで永く続けられた背景には、伝統を守るだけではなく、常にその時代に合ったサービスを提供する柔軟な姿勢と発想を求め続けていることが挙げられます。

私たち佐勘が常に目指してきた「心の原点に触れるおもてなしの心」は、千年のもの長い歴史の中で培ってきた、何ものにも 変えがたい貴重な財産です。私たちはこの蓄積をもとに時代に求められる「旅館」とは何か。サービスの形はどうあるべきかを今また自らに問い直しています。 そして宿泊機能をだけを提供するにとどまらないお客様おひとりおひとりに心の栄養補給ができるような「旅館」を目指して邁進してまいります。

インバウンド（外国人旅行者）の数は日本全国で見れば増加傾向にあるものの、震災以降、東北はなかなか伸びない傾向にあります。この状況を打破するため、新幹線利用を謳って東京と連携した観光誘致を目指していきます。また秋保・作並などの仙台西部を中心とする仙台圏内観光をPRするために、インバウンド用の観光地図なども整備していきたいと考えています。

当館では1泊2日の滞在で年間約10万食をお客様に提供しており、食の魅力をさらに向上させていきたいと考えています。具体的には、大変おいしい地元の名物ですが、はじめていただくお客様も抵抗なく食べられるよう調理加工を施していくものです。また今後は、成長著しい東南アジアを含む国でのリゾート開発を視野に入れていきたいと考えています。

今後、従業員の中に海外からの人材が増えてくるなど、企業内の多国籍化が進んでいくだろうと予測しております。そういう職場環境の中で円滑に働くためには、人間の多様性というものを理解していくことが必要になります。今のうちから海外の方と話す機会を持ち、世界各国の方とどのように気持ちを通じ合わせていくのか、という感性を育てていってください。
（佐藤勘三郎　代表取締役社長）

入社後も定期的に面談があり、仕事において心配なことや感じていることを話せる場があります。また、頑張ればそれだけ自信につながっていきます。お客様からの感謝の言葉はいつまで経っても嬉しいものです。社員の頑張る気持ちを大切にできる職場だと思います。