株式会社ナノ炭素研究所化学・食品・化粧品・医薬品 長野県
長野県上田市常田3-15-1
ナノ炭素材料関連の研究開発専門ベンチャー
企業の強み
・ 文部科学省科学研究費申請認定企業であり、大学における研究と同様に研究費を公的資金から賄うことができる。
・ 研究至上主義に偏らず、しかし、基礎研究を最重視する視点に徹する。
・ 公的資金による研究成果はすべて公表する義務がある。しかし、論文公表は最大の広報・宣伝活動となる。
・ 他人、他社の研究・開発・市場と重複することは一切行わず、新規な分野の開拓に専念し、独自の企業活動を展開できる。
目指す企業の姿
経営理念
1.科学を利用してビジネスの道具に使う習慣を排し、自ら科学の発展に貢献することを最大目的とする。
2.通常の意味の従業員は使わない。研究者を雇用して、科学者としての訓練を与えることを目標の一つとする。
3.研究成果の実用に際しては、高い目標を掲げる。
経営戦略
・ 利益至上主義を排し、科学上の業績を最大目標とする。業績はh-indexなど客観的科学的評価方法に準拠して評価する。
・ 研究開発の指標として、科学的研究法を採用する。これは研究者の自由な発想を前提とし、科学の発展に伴って経験的に展開した、実証的方法論である。
将来ビジョン
・ 創立後12年にして、漸く唯一の開発対象である爆轟法ナノダイヤモンドに関する基礎研究がほぼ完成し、兼ねてから準備を進めていた、応用事業化に取り掛かかっていく。
・ 世界的規模に展開すると予想される用途が、すでに5件見出されているので将来性は大いに期待できる。
・ 仮に事業化に成功したとしても、従業員を増やして、会社規模を拡大する計画はない。
企業情報
事業内容 | ナノ炭素材料関連の研究開発専門ベンチャー |
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所在地 | 〒386-8567 長野県上田市常田3-15-1 |
資本金 | 300万円 |
従業員数 | 3名 |
設立 | 2001年 |
売上高 | 1,862万円 |
保険 | 雇用保険・健康保険・労災保険・厚生年金 |
福利厚生 | 社会保険、有給休暇 |
休日・休暇 | 土日、祝日、年末年始 |
ウェブサイト | http://nano-carbon.jp/ |
社長(または経営陣)からひとこと
代表取締役 大澤 映二
皆さんには、自分が何をしたいかを、業種一覧表や求人広告からではなく、自らの内面の声に従って発想していただきたいと思っています。それは難しいことでもあるのですが、ヒントをいうとしたら、いまの世の中で最も信頼でき、未来永劫に発展する萌芽を内蔵しているのは、これまで先人が積み上げてくれた「科学」です。
先輩社員からひとこと
研究員 山野井 亮子
まだキャリアの浅い私が常々思うことは、物事に深く興味を持ち、疑問を持つことが研究者の駆動力であること。また科学に携わるには、普遍的な事実を証明するための客観的な見方を培うことが必要だということです。私は、学生時代を受動的に過ごしてしまい反省していますが、この仕事をしていて、とても痛切に、身にしみていますね。