株式会社ジェムホテル・旅行・レジャー・冠婚葬祭 兵庫県

運営する神戸サウナ＆スパは、２０代後半～３０代前半の女性が従業員全体の９割を占めている。若い発想や感覚を活かすことで、そのパワーをお客様に自然に吸収していただける。

社名には、英語で宝石の原石という意味がある。原石を皆で磨き上げる。お客様がいるから自分達の仕事がある、というサービス業の原点を従業員一人一人が理解すれば、接客態度にも表れて神戸サウナらしい店づくりにつながると思う。

「一人で来ても誰と来ても心も身体も癒せる店」を目指し、充実した施設とサービスを追求する。例えば塩サウナのお客様の背中に従業員が塩を塗ってあげれば、そこから会話が生まれる。お客様との距離を近くし、サービスすることを従業員が楽しむ会社でありたい。そのための仕組みを作っていく。理念の浸透にも力を入れている。

日本の大切な文化である『裸の付き合い』の良さを、これからも感じてもらえる場でありたい。ただ体をきれいにし、リラックスするだけでなく、ありのままの姿で親子や上司、部下と腹を割って話ができ、自らとも向き合える場という意味。そのためにも、温かい心でサービスを提供したい。

米田 篤史　社長
フロントをはじめ、同業他社では自動化している業務もうちは人手をかけている。毎日たくさんのお客様がお金を払って来て下さることをありがたく思い、感謝の気持ちを伝えたいから。こうしたサービス業の原点を理解してもらえれば、極端な話だがマニュアルはいらない。今の学生さん
は自分たちの時代と比べて本当によく勉強している。一方で、若いとんがった感覚も持ち続けることが大切だ。

松井　遥 さん
食品業界から転職した。さまざまなアイデアを、キャンペーンやPR資料などの形にしてお客様に伝える仕事に携わっている。
社内にはサウナや飲食などさまざまな部門があり、勤務形態もいろいろなパターンがある。いい意味で刺激を受け続けている。
大人の方と話す機会が多い仕事。とくにお客様は学校の先輩や先生、会社の上司とも異なる立場。単なるあいさつだけでなく、もう一歩踏み込んで会話できるかが大事になる。