創業元治元年　小林工務店(株式会社小林工務店)建設・住宅 京都府

六代前までは神職で、五代前より大工をはじめました。大工や各職方の手仕事を大切にしつつ、新しい技術を受け入れ、現代のライフスタイルに応じた「無垢の木の家」を作っています。このように京都で長年続けてこれたのは、社員、職人を大切にし、よりよい仕事を目標に精進し、お客様から信頼をいただいてきたからこそと感謝いたしております。これからも先人の心を受け継ぎ、お客様の心に寄り添い、ご支持をいただけるよう精進してまいります。

地元地域の工務店として、地元の職人が、地元の材料で、地元の土に還る住まいづくりを通して、お客様の住生活に貢献することを目指しています。

無垢の木を中心とした自然素材を使い、建築家やコーディネーターとのデザイン連携をし、また建築面では大学機関との連携を通じて、手仕事を活かした高性能住宅を作る。

建設業を踏まえた不動産事業の展開により、土地探しから設計、施工、維持管理、買替、相続に至るまで、住宅の一生涯を通じて、お客様をサポートする企業を目指しています。

代々受け継がれてきた精神や技術といった伝統を重んじつつも、「京町家と現代のライフスタイルの融合」に積極的に取り組んでいます。例えば、「夏は暑く、冬は寒い」京都を快適に過ごしていただけるよう、パッシブで高気密高断熱な省エネルギー住宅に取り組んだり、長い歴史を持つ伝統軸組構法を科学的に進化させるなど、快適で安全な住空間を最優先に考えています。「伝統は新しい技術が長い年月を経て残ったもの」という考えのもと、我々の仕事が数百年先に伝統となるよう、日々努力しています。

就職活動に励まれる皆さんにお伝えしたいのは、「人生に無駄はない」ということです。夢を一本化して拘るものいいですが、大学で学んだことをベースに「なんでもチャレンジしてみる!」という気持ちになると、道が開けると思います。
私自身、民間企業、シンクタンク、さらに中学校教諭と、様々な職業を経験しました。気が進まない仕事もありましたが、一所懸命仕事に打ち込むと、気づけば、素晴らしい出会いがあり、思わぬ明るい道が開けました。どんな分野でも結構ですので、進んだ分野で力を蓄えてください。きっと明るい未来が開けます。