武生特殊鋼材株式会社鉄鋼・金属・鉱業 福井県

異なる種類の金属を”金属のベニヤ板”のように接合した、クラッドメタルの製造販売を行っています。この接合には、特許を持つ独自の技術が使われています。刃物用金属材料を主に手掛けており、家庭で使用する刃物から工業機械に使われる刃物まで、用途や環境に適した素材を生産しています。刃物に特化したクラッドメタルを製造している会社は、日本では唯一無二といってよく、国内の刃物メーカーだけでなく、海外でも支持されています。

「躍動果敢に企業長寿」を企業理念に掲げ、
「足下照顧」(常に現状を分析し、見直してゆく)、
「目標達成」(目標・企画・実行を総動員)、
「新規開発」(新技術・新製品の開発・新市場の開拓)を経営方針としています。

独自の路線で新しいものを生み出していくための、技術開発、製品開発が大事です。そのために、大学など研究期間との連携、特許に関する社内勉強会、刃物メーカーだけでなく広く地場産業メーカーとの協働など、ヒントを得るための場を積極的に創っています。

「匠」の技が光るような鋼材を提供していきたい。クラッドメタルは、デザイン面でも付加価値がつけられる素材だと思うので、そういった面でも「匠」の世界を育む存在でありたいと思っています。また、海外に対しても積極的に販売展開を仕掛けていきたいと考えています。

代表取締役社長　河野通郎さん　

金属と金属、人と人、会社と社会をくっつける。くっつけることが得意な会社です。
「限りなくオリジナリティ、限りなく本物志向」をモットーに、ユニークな製品と技術力が特徴です。前向きな思考を持っている人、向上心旺盛な人、工場の業務などは体力も必要になってくるため健康な人に来てほしいです。

技術部　坪川翼さん　

研究開発の仕事に就きたいと思っていました。オンリーワンの技術を持っている会社であること、大企業よりも大きな仕事ができるのではないかと思ったことが、この会社を選んだ理由です。
自分が開発にかかわったものが、世の中に出ていくことがうれしいですね。金属業界も、新しい金属が生まれたり、製鋼技術が進化したりしているので、勉強・研究することが多いですが、やりがいがあります。