廣瀬精工株式会社鉄鋼・金属・鉱業 三重県

創業後、64年にわたりベアリングや自動車部品など、一貫して金属切削加工に取り組み、それぞれの分野で世界トップレベルの企業を顧客として業績の拡大を図ってきています。主力のベアリング製造分野では、競合する企業の多くがベアリング専業で事業展開する中、当社は自動車部品など幅広い加工対応ができます。また、取引先の海外進出等に合わせて中国とインドネシアに生産拠点を保有し、国内との相互補完関係を構築していることも強みです。

社の社是は「堅実と積極の共存」であり、これは創業時より脈々と受け継がれています。さらに、経営方針として「顧客満足と従業員満足の両立」、「夢を原動力とする、調和ある企業運営」を定めています。また、海外進出にあたり当社の考え等をよりわかりやすく示すために、「すばらしい人材により、卓越したものづくりへの挑戦を続け、地域と世界の発展に貢献しよう」を使命(企業の存在目的)として定め、国内、海外ともに周知徹底しています。

創業時のミシン部品の加工を皮切りに、ベアリングや自動車部品など金属の切削加工に専念し、時代を先取りする製品開発や生産革新に積極的に取り組んできました。時代の変化や取引先のニーズに柔軟に対応し、国内生産拠点の拡充・強化を図りながら、中国、インドネシアと海外展開を進め、生産拠点間の連携も図ってきました。また、モノづくりを支える人材の確保・育成に重点を置き、階層別の研修プログラムを実施し人材育成にも力を入れています。

国内では、積良工場を拡張し本社工場に分散している製造工程の集約化を図り一貫生産によるベアリング生産コストの削減を図るとともに、自動車部品については、本社工場のスペースを活用し加工対応範囲の拡大を図り、総合力で技術適応範囲の拡大や新分野に挑戦します。海外では、新興国への生産拡大と一層の技術移転を進めていきます。
国内及び海外生産を合わせて売上規模120億円、また、ベアリングの生産量世界一を目指しています。

各自が持っている潜在能力を伸ばすのが会社役割と認識しており、入社の際には専門知識等はあまり問わず、入社してから覚えてもらうことを基本としています。潜在能力とは、学校での勉強ではなく、元気であったり笑顔であったり、あるいはクラブ活動などで何かやってきたという自信や取り組んできたという経験と考えています。そして、プロセスを正しく考えて、成果を出せる人材、つまりはプロセスと結果を大事にする人材を求めています。

何事にも元気で明るくが基本であり、笑顔も必要です。会社に入ってからは人とコミュニケーションをとらないといけないので、積極的に行動することも大事です。
入社してから様々な資格があることを知って学生時代に調べておけばよかったと思ったので、どのような資格があるか調べて取れる資格はチャレンジした方が良いと思います。また、クラブ活動等で先生や先輩との関係が社内での上司との関係構築に役立ったと思います。